父母の方へ

●弓道部の目指すもの●

　弓道部に入部して、それぞれの学生の目的は異なっています。自分を高めるため、楽しむため、試合に勝つため、様々です。そのような環境下で、それぞれが一つの目標に向かって取り組めるということは素晴らしいことです。特にプロの無い弓道においては最後のチャンスに近いかもしれません。

　部員全員が一致団結して、様々な課題に取り組む能力は社会に出るにあたって必ず必要な能力です。そのため武道大学の役割は近年大きくなっています。

　国際武道大学弓道部は自分たちで考えて行動し、高い目標に挑む。そんな集団を目指しています。

　原則として学業を優先しています。どちらも両立してこそ価値のある4年間になると考えているからです。ですので、普段の学業だけでなく、学内の活動、留学、実習などに挑戦することは可能です。

　また、上記などの理由でなかなか稽古に参加できない場合でも、正規の時間以外で自分の空いてる自主練習を行うことができます。

　それぞれの違う目的を持って集まった仲間と切磋琢磨することは必ず自分の力になります。

　国際武道大学は自然豊かな港町に存在します。気候や環境は素晴らしく、1年中過ごしやすい町です。しかし、災害には十分に注意しなければなりません。災害時の対応については、部活動単位、大学単位ですぐに避難できるよう連絡の手段を構築しています。

　幸い国際武道大学、弓道場のある日本武道館研修センターのどちらも高台の地盤の強固な場所にあるため、避難所に指定されているような施設です。ですので、基本的には安心して部活動や学業に励むことができます。

　高い目標をもって活動している弓道部ですが、あくまでも弓道に親しみ、一生続けていきたいと思ってくれるような学生を育てたいと考えています。そのため、様々な事情からなかなか稽古に参加することは難しい場合がある学生にも是非大学で弓に親しんでほしいと考えています。

　そのため弓道部ではそれぞれの事情に対応した形で部活動に取り組んでもらえればと考えています。